光が丘図書館長　齊藤　久美子

　新年明けましておめでとうございます。

昨年11月20日には、利用者の会の呼びかけにより、懇談会を開催していただきありがとうございました。平成１６年3月に策定し、4月から取り組みを開始している「練馬区子ども読書活動推進計画」についてお話をさせて頂きました。参加者の皆様からも子ども読書の重要性や図書館の役割など貴重なご意見をいただきました。

来年の1月から3月には区立中学校５校で「本の探検ラリー」を実施します。読書啓発の練馬オリジナルプログラムとして、平成１８年度以降本格的に取り組むためのモデル実施１年目です。また、4月23日の「子ども読書の日」には記念事業を予定していますので、どうぞお楽しみに。

そして、平成１７年２月は光が丘図書館が開館してちょうど１０年目に当たります。平成７年２月練馬区の１０館目の図書館として開館、区内最大規模の区立図書館であるものの、面積や蔵書数等については中央館としては十分とはいえない点もあり「中央館的機能を有する地域館」という位置付けで現在に至っています。「利用者の会」のメンバーの中には、開設懇談会時代から光が丘の図書館に関わっていただいている方もいらっしゃいます。１０年の経過に想いを馳せ感慨深いものが有るのではないでしょうか。２月には利用者の会の皆様が企画してくださいましたお祝いの行事を予定しています。今から大変楽しみです。

「図書館は貸し本屋と同じではないか」と批判されないためにも社会教育施設として、読書活動の推進や区民の生涯学習の支援に取り組んで参ります。そのための効率的な運営、施設・設備の整備などにも取り組みます。職員一同今年も、一層のサービス充実に努めてまいりますので、ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。