利用者の会　兵頭惠子

　光が丘図書館利用者の会、発足１０周年を記念しての行事、区立図書館ウオッチングも５館目となりました。１０月２日(土)の今回は、練馬図書館の見学です。参加者は６名。

門脇館長の案内を受けました。

開館は昭和３７年８月１日、昭和６０年６月に建替、公民館を含む複合施設として運営されています。２階部分は公民館、１階が図書館のスペースとなっており、階下に事務室と閉架書庫、かつてのBMの部分も資料保存のスペースとして活用されています。職員数はアルバイトの人も入れて２３名、練馬図書館の名前があってか、中央館と間違われるとのことでした。区役所のそばであることに関しての利用も多いということです。

練馬図書館の利用は、他館と比較しても光が丘図書館についで2、3割は多いのではないか。コンピュータでの予約がはじまり、「自宅で予約して、土、日に返却をして借りにくる」という利用の仕方になってきて、本の流れ、予約等の動きが変化してきていることなど変化もみられるそうです。

平成15年度の対面朗読の実績は時間数で131H。映画会は公民館サイドで実施。

中野区、杉並区と隣接。地下に閉架書庫があって雨漏りがする。複合施設であることもあって、上からの音が下の階にひびくなど問題もあるようです。

印象として、本がとてもきれいに並んですっきりした感じがしました。入館してすぐのところに、カウンターとしての配置であろう設計部分がなごりのように残っており、雑誌コーナー、試聴スペースとなっています。カウンターは壁側、壁面に設けられ、図書館の内部を見渡すことができ、全体からの死角が出来ないように気を配るなど、職員のかたの苦労がしのばれました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（文責　兵頭）